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草むらを駆け抜け、平野へと躍り出る。そこでやっと、黄巾賊たちは龍たちの存在に気付く。だが、遅い!
龍「我が名は義勇軍が将、覇絶影!皇甫嵩将軍に助太刀致す!総員、かかれ!!」
愛里「私たちに敗北の二文字はない!行けぇ!!」
1番隊兵「「「おおぉぉぉぉぉぉぉぉぉお!!!」」」
龍が率いる1番隊は雄叫びを上げながら突撃し、黄巾賊の隊列を掻き乱していく。
黄巾賊1「き、奇襲だぁーっ!」
黄巾賊2「…覇絶影……だと!?……今まで無敗で、数多くの賊殺してきた…あの覇絶影か!!?」
黄巾賊3「う、嘘だろ!?……に、逃げろーっ!!」
龍たち義勇軍の横からの奇襲に、黄色い布を身に付けた信徒たちは跡形もなく崩れていく。
一方、皇甫嵩将軍率いる官軍は、突如現れた援軍に士気を上げ、ここぞとばかりに反撃に出る。
皇甫嵩「……あの者が噂の覇絶影か。援軍、感謝する!この機を逃してはならん!」
皇甫嵩はそう言うと、用意していた別動隊を率い、門を開け放って突撃した。
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