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ワイシャツの裾のボタンを外しながら『リリス』に尋ねる加賀利
「これで、よかったんだろうか」
『当たり前でしょッ!!何度も言わせないでよ?私の計算に狂いは無いのッ!!』
画面上の中の少女は腰に両手を当てながら自信たっぷりに発言する
「『アダム』について情報をくれませんか?リリス様」
『少しは休んだら~?』
「お心遣いには感謝しますひとつ、気になっていたのですが『リリス』様の、その髪型と衣装は黒野氏のご趣味でしょうか?」
『も~!!あの変態、科学者の名前は出さないでッ!!
『アダム』の情報ね?意外とセキュリティが固くて開けられなかったけど、私にかかれば簡単よ!』
画面上が金髪坊主頭にサングラスをかけた海軍兵士の写真に移り変わる
「これが『アダム』ですか?【NAVY SEALS】所属の海兵だとは
どうやら、優秀な狙撃手だったみたいですね。
うん?日本人と同じ所属部隊」
『それ以上、彼の経歴は見ない方が良いわよ』
リリスの音声のみが加賀利に忠告を告げる。
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