いつもの風景

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「おはよー!莉子」 「おはよー。友香」 私は、相沢莉子(あいさわりこ)。 高校一年生。コンビニでバイトしています。 「ってか莉子どした?」 「あっ…!!聞いてよー」 小西友香(こにしともか)は私の大事な親友! 何でも言える凄く信頼できる親友!! あ…そういえば今日の変な夢。 妙にリアルだったんだよなぁ。 私は今日の変な夢の事を友香に全部話した。すると友香は… 「アッハハ!莉子マジうける。黒い烏?に黒い人?そいつらに襲われる?被害妄想しすぎだし」 「ちょっと友香ー!本当にリアルだったんだよ!?」 私は友香に信じてもらうべく、頑張って説得した。 「はいはい。わーかりました!信じますよ」 「その言い方じゃ信じたようには見えないんですけど~」 私はムッとした顔をした。タコのように顔を膨らませて…。 「ってか莉子!その顔おもしろっ」 『アハハハハ!』 私達は一斉に笑った。こうやって友香と笑ってると時間なんて忘れる。 でも、この幸せが終わるなんて…。
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