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穏やかな平原で、一人の青年が倒れていた。
「ゲホ・・・・やべぇ・・・・死ねる。」
満身創痍のようで、転がっている地面には赤いシミが出来ていた。
「まったく!!私があそこで迎えにいかなかったらどうなっていたと思うんですか!!?」
突如、頭上から声が聞こえて来たので、視線を向けると、かなりご立腹の綺麗なお姉さんが居た。
「大体ですねぇ・・・・」
「ごめ・・・・ゴフォ・・・・そろそろ死ぬ。・・・・助けて・・・・」
「はぁ・・・・解りました。・・・・今回だけですからね!!?」
青年の元に歩いていき、しゃがむ。
「黒の・・・・レースは・・・・ゴボ!!・・・・早・・・・」
「死んでください。」
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