必ずの偶然

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… ん… 気がついたら俺は横になって寝ていた さっきみたヤツを思いだしふっと体を起こし周りを見渡す 「ッ!!」 頭が痛い… 両手で頭を抑える あいつはどこだ? ベッドから立ち上がり見渡しても誰もいない。 さっきまでコンビニに居たはずだ ここはどこかの部屋のようだ。 あいつの部屋か? 壁は一面黒で統一されていて、その中に白い丸の突起物がポツンと浮き出ている ドアのようだ 部屋にはドアが一つあるだけであとは何もない。 今気づいたがいつのまにか俺が寝ていたベッドすら無くなっていた ってか俺は寝ていたのか?   「おかしな部屋だ…」      ガチャ     俺は急いでドアを見た       ドアが綺麗にゆるりと開く   中から人が二人入ってきた           母さん…   兄さん…     「母さん…兄さん」   二人から返事は無かった。
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