一章・異世界って思ったより怖い

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指パッチンの音が聞こえたと思ったら 狼が一瞬で消えた 「……終わったな…」 「…あははは…指パッチンで狼が消えた…」 「…風の魔法何だが? そしてお前 そろそろこっち向け」 「魔法?」 振り向くと声にマッチした少女がいた
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