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キーンコーンカーンコーン
学校のチャイムがなった。
俺たち8人はいつも通りギリギリ間に合わせた。
「またお前たちギリギリだぞ。少しは藪みたいに昇降口があくのを待ったらどうだ?」
先生は言った。
藪というのは頭がいい丸メガネ君藪 孝太のことだ。
朝のホームルームが終わると俺たち8人
一ノ瀬 彰
河野 美紀
内川 蒼
三村 沙羅
藤村 滋
藤村 友佳
秋山 零次
安田 美憂花
は全員藪のところに行った。
蒼「昨日のドラマ見た?見た人ー?」
友佳「昨日はしげがチャンネル独占して見れなかったよ。」
滋「いやいや独占してねーよ。ただK-1がやっていたから。釘付けになっただけだし。」
美憂花「私は見たよ。ちょっと怖かったね。」
零次「そりゃもちろん。ホラー映画のスペシャルドラマだもん」
沙羅「そんなん見なくて良かった」
美紀「いやさすがにあれは怖いよ」
孝太「僕はおもしろかったけどな」
俺「ドラマ見たら続きは映画も行きますか?」
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