❤三章❤

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美咲は拓也の姿が見えなくなるまで見送ると、家の中に入った。 (何かまだ夢をみているみたい…) 美咲は嬉しくて嬉しくてずっとうっとりしていた。 『どうだった学校?』 『………うん』 『美咲!ちゃんと聞いてるの?』 『あっごめん。何?お母さん。』 『まったく、今日帰ってからずっと変よ?何かあった?』 『うんん。何にもナィ何にもナィ!!』 美咲はそういって二階にある自分の部屋に逃げるように入って行った。 (ピロロロリ~~♪♪) すると美咲の携帯がなった。 (誰だろ?)
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