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『美咲、別れよう…』
相川 美咲。16才
初めての恋に破れた。
彼、長谷川 拓也と出会ったのわ、高校の入学式の事だった。
初めての制服に手を通して、スカートもヒザ上20㎝。茶色く染めた髪…化粧もバッチリ。
そして私わ今日から高校生。
まだ少し緊張していたかな…
学校の校門の前に到着した。
『オハヨウ~』
後ろから声がした。振り返って、
『あっ、あっちゃんオハヨ!』
声をかけたのわ中学からの親友の、園田 亜津子。
『美咲~今日もバッチリきまってるぢゃん♪♪』
『あっちゃんこそ♪今日もメチャメチャ可愛いょ~』
『当たり前でしょ!(笑)高校に入ったら絶対彼氏つくるんだもん♪今日の印象でアタシの高校生活が決まるかもしれナィぢゃん♪』
そんな事を話して笑いながら私達わ学校に入った。
あっちゃんわ、中学に入って最初にできた友達でいつも明るくてみんなの人気者だった。
長いサラサラの髪、目がパッチリしていて、スゴク可愛い女の子。
そんな亜津子と友達になれた事を私はひそかに誇りに思っていた。
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