❤二章❤

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学校に入ると、クラスの外に名簿が貼ってあった。 A組~E組までの5クラスの名簿を順番にみていく事にした。 『あっ、あったぁ~』 あっちゃんわA組になった。 『美咲一緒ぢゃん♪』 『嘘♪あ…相川…本当だ♪やったぁ♪』 内心ホッとした…意外と小心者だから (一人だったらどうしよう…) と少し焦っていた。 デモ、亜津子と一緒なら! 期待が膨らむ高校生活に気分もワクワクしていた♪ そして亜津子と一緒に教室に入る。 見慣れない顔ぶれがほとんどだった。 『とりあえず名前順に席について~』 先生の声。 意外と若そうな、まぁ30そこそこの短髪で剣道の竹刀を手にした少し怖そうな先生が教壇に立っていた。 とりあえず言われる通りに席についた。 色々な話を、20分程聞いていた。 すると、 (ガラッ) ドアが空いて一人の男の子が入ってきた。 (超カッコイイ…) 美咲わそんな事を思い彼の方ばかり見ていた。 『おい!初日から遅刻か?名前は?』 『長谷川 拓也で~す』 『長谷川か!まぁ席につけ!明日からは遅刻するなよ!!』 『はぁ~い♪』 なんと言ったらいいのか、背がスラッと高くて、綺麗な顔立ち。 悪気がなさそうに (にこっ~) と笑う笑顔がスゴク可愛くて、美咲わ一瞬で彼に心を奪われてしまった。
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