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入学式も無事に終わり、クラスの中ではみんな中学の仲間で集まって話をしていた。
『ね~美咲の隣の席の、今井君だっけ?あの子スゴイかっこよくない?』
とあっちゃんが言った。
『アタシ今井君を彼氏にする!絶対に♪!』
といって亜津子は今井君の方に走って行った。
(あっちゃんわ本当正直だな~可愛いな~)
美咲わそんな事を思った。
(私わ、恥ずかしくて亜津子のようにはできない。亜津子がうらやましいょ…)
すると、あっちゃんが、
『美咲~チョットチョット~』
大きく手招きをして呼んでいる。
しかもなんと、今井君と一緒にいるのは長谷川君だ!!
(きゃ~亜津子大好き(笑))
なんて考えながら美咲わ小走りで亜津子の方へ駆け寄った。
『この子は、私の中学からの親友の相川 美咲。』
亜津子が紹介してくれた。
『よろしくね~美咲ちゃん♪』
笑顔でそう言ったのは隣の席の、今井 洋二君。
そして、
『どもっ♪』
軽い感じで照れながら言ったのは、長谷川 拓也君。
美咲はもうはしゃぎたくて仕方がなかった。
『あのね、美咲、今、洋二君と話てたんだけど~帰りに一緒にカラオケ行かないかって?どうする美咲~♪』
『あっうん、いってもいいょ~』
なかなか素直に喜べない美咲は少し冷めた感じにそう言った。
(も~バカバカアタシ…素直に喜べ~)
『拓也ももちろん行くだろっ?』
洋二君が聞くと…
『おー行ってやってもいいケド~』
『本当拓也は素直ぢゃね~よな~』
洋二がそういったからなんだかおかしくて、
『ぷっ』
と笑ってしまった。
『何よ美咲も変なの~』
亜津子がそうゆうと今度は拓也君と目があって、2人で笑った。
(あ~何かコレって運命かも~(笑))
美咲は嬉しくて仕方がなかった。
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