❤二章❤

3/3
前へ
/81ページ
次へ
入学式も無事に終わり、クラスの中ではみんな中学の仲間で集まって話をしていた。 『ね~美咲の隣の席の、今井君だっけ?あの子スゴイかっこよくない?』 とあっちゃんが言った。 『アタシ今井君を彼氏にする!絶対に♪!』 といって亜津子は今井君の方に走って行った。 (あっちゃんわ本当正直だな~可愛いな~) 美咲わそんな事を思った。 (私わ、恥ずかしくて亜津子のようにはできない。亜津子がうらやましいょ…) すると、あっちゃんが、 『美咲~チョットチョット~』 大きく手招きをして呼んでいる。 しかもなんと、今井君と一緒にいるのは長谷川君だ!! (きゃ~亜津子大好き(笑)) なんて考えながら美咲わ小走りで亜津子の方へ駆け寄った。 『この子は、私の中学からの親友の相川 美咲。』 亜津子が紹介してくれた。 『よろしくね~美咲ちゃん♪』 笑顔でそう言ったのは隣の席の、今井 洋二君。 そして、 『どもっ♪』 軽い感じで照れながら言ったのは、長谷川 拓也君。 美咲はもうはしゃぎたくて仕方がなかった。 『あのね、美咲、今、洋二君と話てたんだけど~帰りに一緒にカラオケ行かないかって?どうする美咲~♪』 『あっうん、いってもいいょ~』 なかなか素直に喜べない美咲は少し冷めた感じにそう言った。 (も~バカバカアタシ…素直に喜べ~) 『拓也ももちろん行くだろっ?』 洋二君が聞くと… 『おー行ってやってもいいケド~』 『本当拓也は素直ぢゃね~よな~』 洋二がそういったからなんだかおかしくて、 『ぷっ』 と笑ってしまった。 『何よ美咲も変なの~』 亜津子がそうゆうと今度は拓也君と目があって、2人で笑った。 (あ~何かコレって運命かも~(笑)) 美咲は嬉しくて仕方がなかった。
/81ページ

最初のコメントを投稿しよう!

13人が本棚に入れています
本棚に追加