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そして、カラオケに行く事になり、4人は学校の近くにあるお店に向かった。
(何か信じらんないな~こんな思い通りの展開になるなんて~(笑))
美咲は何だかまだ夢をみているような気分だった。
亜津子はと言うと、もちまえの明るさで洋二と二人で話が弾んでいる。
すっかり意気投合してしまったようだ。
(私もがんばらなきゃ♪せっかくのチャンスだから!)
美咲は思いきって話をきりだした。
『ね~長谷川君ってもてるでしょ?』
『えっ全然だょ~俺、中学の頃は本当サッカー馬鹿だったし…女って難しいし…そっちこそもてるんぢゃない?てか俺、拓也でいいから!そっちのが呼ばれ慣れてるし♪』
『あっぢゃあ私も美咲でいいょ♪♪てか私もてないし!高校入ったら絶対彼氏つくろうね~ってあっちゃんと気合い入れてるくらいだょ(笑)』
『そうなんだ~二人とも可愛いからすぐできるょっ♪』
拓也がそういってくれたのはきっと喜ぶことなんだけど…
『すぐできる』というその中に拓也は入ってないのかな?
と少しダケ複雑な気持ちになった…
だから私はそんな気持ちも含めて、
『じゃあもし誰ももらってくれなかったら拓也君がもらってね♪』
なぁんて照れてる気持ちを笑ってごまかしながら言った。
(私にとって今日は勝負かもしれないから、照れてる場合じゃない)
美咲はそう思った。
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