❤三章❤

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『あははぁ~もらうもらう♪』 拓也君が笑いながらそう言った。 美咲には、その答えが無性に嬉しくて、 『絶対だょ~約束ね♪』 と一人すごくはしゃいでいた。 カラオケについて、亜津子はもぅ洋二君にべったりだった。 (あっちゃんうまくいくといいな~♪) カラオケはあまり得意じゃない美咲だったけど、みんなが歌ってって言うから、 『じゃ~倖田クミ歌いま~す♪』 といって歌っていると、横に座っていた拓也の手が美咲の手に触れ、いつの間にか2人は手を繋いでいた。 照れくさくて、目を合わせる事はできなかったけど、美咲はすごく嬉しかった。
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