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カラオケも終わり、外に出ると、
『じゃあ俺、亜津子ちゃんと同じ方向だから送ってくわ♪拓也、美咲ちゃん送ってけよ~』
と洋二君が言った。
『おう♪じゃあまた』
そういって亜津子達と別れた。
帰り道、なんだか美咲はさっきの事を思い出すとまだ照れくさくて、黙って下を向いたまま歩いた。
『さっきはごめんね。なんか俺美咲と手つなぎたくて。嫌だった?』
と拓也君がいった。
『うんん。全然嫌じゃないよ!でもビックリして…』
美咲がそう言うと、
『美咲って意外とシャイなんだな。かぁわいい~♪』
『チョット~からかわないでよ!ばかぁ(笑)』
二人はなんだかじゃれ合うカップルのようだった。
すると拓也が言った。
『あっケータイ教えてよ♪』
『うん♪いいよ~でも連絡くれないと嫌だからね~(笑)』
『するする♪毎日してやるよ(笑)』
『あはは~♪』
そして2人はケータイを交換した。
あっという間に家につき、
『ありがとう拓也君♪これから同じクラスだし色々よろしくね♪』
『こちらこそよろしくな♪早く寝ろよ~じゃまた明日学校で。』
拓也は帰っていった。
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