プロローグ

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突然叫びだした俺はそのあと話かけたじーさんに宥められ落ち着きを取り戻した。 「ふぅ~、何とか戻ってきたぞ」 「……落ち着け、若いの」 「は、はい。先ほどは失礼しました。わたくし……」 「長谷川翔、18歳高校生。趣味はゲーム。両親はともに三年前に事故でなくなっており、親戚はなし。本人に厨二病患者の自覚なし……」 突然、饒舌に俺の個人情報を暴露してくれちゃってるんだこの人は! 俺は、かなり身の危険を感じたのでおじいさんの話をストップさせた。 「えっ?ちょっと待ったおじいさん。何故に私の個人情報を?」 「なんでって……神様だから?」 ちょっと待て。 今尾のじいさん「神様」とか言ったな。 じゃあ何か、俺は、奴のミスで死んじゃいましたとかいうパターンじゃないよな? 「大丈夫、わしはそんなミスはしない。」
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