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………。
……。
…。
…どれだけ歩いたのだろうか。
相変わらず、周りの色は黒のまま。
あの輝きも増すことはない。
どうしてこんな暗く冷たい世界に…。
まるで「夜」。
…「夜」?
「夜」とはなんだろうか…。
頭に一瞬よぎる記憶。
―――。
そう…ここに生まれたわけじゃない。
でも、どうして僕はここにいるのだろうか。
何もわからないことがこれほど怖いとは思わなかった。
答えは…きっとあの「輝き」にある。
何故そう思ったのかもわからない。
でも、僕は進む。
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