禁書目録モンスター

旅立ち

当麻｢書き置きか、信用していいんでせうか｣

御坂妹｢まぁそれ以外有効な手段も見つかりませんし、とミサカはなげやりな態度で返答します。｣

当麻｢真面目にやって下さい。ある程度の流れはぼんやりと掴めているけど、バッチ集めながら旅をして、四天王とチャンピオンを倒せばいいんだよな。｣

御坂妹｢それで大丈夫かと、ただし留意点がひとつあります。｣

当麻｢ん、なんだ？｣

御坂妹｢どうやら登場人物がこちらの世界の影響を受けているようですと、ミサカは溜め息混じりに説明します。｣

当麻｢どういうことだ？｣

御坂妹｢平たくいうと旅先で出会うトレーナーやポケモンがあなたの見知っている人になっている場合があります｣

当麻｢なにそれ怖い｣

御坂妹｢あ、でも元からそちらの世界で住んでた体で出てきますし、なにかあったとしてもこちらには影響は無いようなので、安心して下さいとミサカは含み笑いを漏らします｣

当麻｢その笑いの意図はなんだよ。｣