2、眼鏡は至高の萌えアイテム

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で、意を決して入った社長室に居たのは勿論社長――と、 …執事? 「ん、じゃあ社則とか説明させてもらうから折反くん、そこに座って」 ちょ、ちょっと待て、あんたの斜め後に控えてるその燕尾服の人は何なんだ?秘書?最近の秘書は燕尾服なのか? とりあえず言われた通りにソファに座ると、その執事(?)が無駄の無い動きでお茶を出してくれた。 「あ…ありがとうございます」 「いいえ」 机の傍らに膝をつくその姿はまさに執事そのもの、というくらいサマになっている。やっぱり本当に執事なのか。こんな小さい会社なのに執事雇ってんのかここは?
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