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『立ち止まらないで』
動けないよ…。
側に居たいよ…。
『振り返らないで』
嫌だよ…。
君を愛しているんだ…。
立ちすくむ僕を見て
君から歩き出した。
彼女『今までありがとう。』
最後まで涙まみれの悲しい笑顔で
僕を責める事もなく
一歩ずつ
確かな足取りでゆっくりと進んで行く。
引き留めたい。
でもこれが自分が出した答えだから…。
結局僕は動けないまま
声にならないまま手を伸ばすしか出来なかった。
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