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それからというもの、私と文は幾度と無くそこで会った。
時には文に泳ぎ方を教えたり、逆に飛び方をおしえてもらったり。子供ながらに、いや子供だからこそ、差別も何もなく、楽しく遊んでいた。
その関係は、人間で言う大人になってからも続き、今でも続いている。親友だと思っているし、それ以上に愛しく想っている。
鬼がいなくなり、差別もほとんど無くなり、妖怪の山は穏やかになり。最近外の世界から来た神社と神様もようやく山に馴染み。
今、季節は秋になろうとしていた。
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