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「シンデレラ~!!早くしなさいよ!」
わたしは姉のところに走って行った。
「遅れてすみません・・・。」
「いいから早く着替え手伝いなさいよ!!」
「はい・・・。」
「クローゼットから私に似合いそうなドレスを取ってきて!!」
わたしはいそいでクローゼットから姉たちに似合いそうなドレスを二着選んだ。
ピンクと白。
長女のほうには白のフリルドレス。
次女のほうにはピンクのレースつきドレス。
「さすがシンデレラ!センスがいいじゃない!!」
「次は髪を縛って頂戴!!」
私は長女の長い髪を上にあげポニーテールに縛った。
白の花飾りもつけて・・・。
わたしも着てみたい・・・。
だめっ!
泣くな!
わたしは泣くのをこらえ、次女の髪も縛った。
お団子にピンクのリボン・・・。
気づけば夕方になっていた・・・。
「ありがとうシンデレラ!」
「じゃあ留守番よろしく!」
「行ってらっしゃいませお姉さま・・・。」
わたしはまた必死に泣くのをこらえた・・・。
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