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長い道のりを終え、何とかお城にたどり着いた。
おしろはとてもきれいだった。
中に入るとたくさんの人がいた。
どの人を見ても上品な人達ばかりだ・・・。
「みなのども、これより王が入場いたしますので静かにお願いします。」
王子のじいらしき人が言うとみんな開いていた口を閉じた。
「これより王が入場いたします。」
すると、大きな扉が開き王子が入場してきた。
金色の髪、きれいな色した目、そしてスタイルもよく、かっこいい人が入場してきた、。
「きゃあ!王子!」
「こちらを向いてください!」
女の人はみんないっせいにに叫びだす。
「みなさん、本日は私のためにお城まで来ていただきありがとうございます。堅苦しいあいさつはここまでにし、今夜は十分に舞踏会を楽しんでくれ!」
「では、これより舞踏会を始める。みなさん、二人ペアをおつくりください。では、始めます。」
すると美しい演奏がながれ、みんな踊りだす。
わたしは今までに一度も踊った時がないので隅っこのほうでみんなの踊りを見ていた。
みんなの踊りと美しい演奏に惚れてしまい気づくと五曲も終わっていた。
「そこのおじょうさん。一緒に踊ってくれませんか?」
誰かに声をかけられたので聞こえてきたほうに振り向くと・・・。
「王子様・・・。これは失礼いたしました。」
「いえ、気にすることはない。さっきからあなたの様子を見ていたが一曲も踊っていないようですが・・・?」
「踊ったときないので・・・。」
「初めてでも大歓迎ですよ。最後の一曲踊りませんか?」
「王子様の足を踏んでしまうかもしれませんよ・・・?」
「意外と弱虫ですね。でもかまいません。さあ、行きましょう。」
私は王子に手を引っ張られ真中まで出てきてしまった。
周りからの目線がすごい・・・。
「気にせず踊りましょうか。」
そして演奏が始まり私たちは踊り始めた。
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