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ダン!!
「痛い・・・・。」
えっ・・・!?
気づいたら私はボロボロの服を着ていた・・・。
そして落ちた場所は灰の上・・・。
「シンデレラ~~~~!!!」
・・・・?
誰の声だろう・・・。
「シンデレラーーーッ!!無視しないで降りてきなさい!!今日の飯を抜いてしまうわよ!!」
誰・・・?
すると階段から誰かが昇ってくる足音が聞こえてきた。
ドンドンドン!!
「入るわよっ!!」
ギギギギギギギーッ・・・。
「いるじゃないシンデレラ!!なぜ無視をしていたの!そんなに飯を抜かれたいのかい!!抜くなら抜いてあげてもいいけど働きなさい!!」
「シンデレラ・・・?私の名前は真紀ですが・・・。」
そういうと女の人はおかしそうな顔をして言った。
「馬鹿かいあんたは・・・。いきなり名前を変えて家から逃げようとしてるのかい・・・?たった一日でずいぶん馬鹿になったんじゃないかい!!」
・・・・?なんで?私、本当に真紀ですよ~・・・?
「今日の仕事は客間の掃除と廊下の雑巾がけよ!!はやくしなさい!!」
「・・・・?はい?」
「なんだい?義母に口答えかい?飯抜きにするわよ!!」
ギュルルルルルルルル・・・・。
しまった、おなかが鳴ってしまった。
「はい、お母様・・・。」
おなかがすいてしょうがないから働くしかない・・・。
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