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だが、現実はわたしを
ことごとく裏切った。
ある日の夜だった。
いつものように彼氏ん家に
入り浸るねぎ氏。
この日は二人でホラー映画をみていた。
いきなり彼氏の携帯が鳴った。
嫌な予感がした。
ディスプレイには元カノの番号。
彼氏は躊躇せず電話にでた。
あれほど、電話にでないでって
言ったのに…
電話にでた彼氏は
わたしに話を聞かれたくないのか
部屋を出ようとした。
わたしは彼氏の腕をつかんだ。
行かないでと言わんばかりに
そのわたしの手を彼氏は
乱暴に振り払ったのだった。
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