思い出
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「できるかな、私に」 弱気になる、私におばあさんは 「それは、貴女の勇気、次第ね」 「んーーー」 しゃがみ込み、紫陽花の花びらをちょんちょんと撫でる 「貴女は、紫陽花、好き?」 「え? 好き……かな、時々、見て、綺麗だなーって思う程度ですけど」 「おばさんの話、聞いてくれる?」 「いいですよ、私の話も聞いてくれたし」
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