その2:夢じゃありません

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「答える必要など私にはありません。」 彼女は、冷たく言い放つ 俺は負けじと言い返す。 「じゃあなんでっ...」 「僕もお話に混ぜてください!白鈴さまっ!」 「お話はおしまいです。さあ行きますよ!!蓮!!人間などに構っている場合ではないのですから!!」 「はい!!わかりましたぁ!!...それではまた会いましょう神野拓馬さん!!」 「っちょ待て、話の途中だ」 そう言って二人は 俺の言葉を無視して 風のように森の奥へ 消えていってしまった。 結局質問の答えは何一つ 知ることが出来なかった。 だが、重要な情報を 手に入れることが出来た、 白鈴[はくれい]という彼女 蓮[れん]という男の子 二人とも狐耳があり、 白鈴の方は 妖艶な姿でもある。
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