その2:夢じゃありません

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空はもう暗いし、 帰ろうと立ち上がった その時だった。 「....しまった。」 帰り道が分からない なんせ初めて来た森で しかも暗闇で、携帯の 明かりぐらいしか、頼れるものはないこの状況... どうしようかと、 途方に暮れていると ─── ガサガサッ ─── 風の悪戯だろうか? 遠くの方からかすかに 音が聞こえた。
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