プロローグ

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ですが、小さい彼女は言葉の裏など分かるはずもなく、"どうしたらみんなに認めてもらえるのか"と悩んだのです。 そして思いついてしまったのです。 "ダーティリアンを使いこなせれば、きっとみんな認めてくれる"と… 彼女はこっそりとダーティリアンを借りようとしました。しかし彼女が触れた瞬間消えてしまったのです。 そして国を守る結界が解けてしまい、それを待ち望んでいたかのように敵が国を襲ってきたのです。 四方八方から飛び交う悲鳴の中、恐怖で崩れそうな自分にムチ打って、自分の愛する母を探しました。 そして見つけたのは母は敵と一対一で戦う後ろ姿でした。
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