4人が本棚に入れています
本棚に追加
しかし、ダーティリアンがない今、プリンセスの力が弱まっているのは確かでした。
"母様が死んじゃうっ!"
と、さらなる恐怖を感じて飛び出そうとした姫でしたが、二本の腕に道を塞がれてしまいました。
「行ってはいけないよ――。」
「僕達に任せて――は隠れておいで。」
そう言ったのは二人の兄でした。そして二人は母のもとへ向かって行きました。
三人で合わせた力に敵はどんどん衰退していき、敵の力を二つに分けることに成功したのです。
ですが、敵の邪悪な魂は消えることなく、二人の兄達に向かって行きました。
しかし、当たることはなかったのです。
最初のコメントを投稿しよう!