第1章

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*** 今は一応昼休み。チームミートは、七輪で焼き肉を焼いている。 「ねぇねぇ!あの子とタイマン張りたーいっ!」 と、チームミートの中では、秀才なハツ。 「おいおい…ハツ。あいつはそんなんに興味ねぇだろう?なぁ?」 こいつはチームのリーダーハラミ。あいつとは神田のことだ。 「あぁ何度も面かせって言ったって、ガン無視だぜ!?」 こいつは一番気の強そうなふりはしてるが、内心は弱く、ピュアなホルモン。 「それにだ。チームミートの中で最強だったカルビまで、一瞬の隙に腹に食らってやがる。」 とチーム1喧嘩っ早いレバー。 「あっロース!カルビはどうだ?」 ロースは首を横に振った。ロースは一番口数が少ない。 「くそっ!やっぱあいつ一発殴ってくるわ!」 とレバーが教室を飛び出した。
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