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一方、三年のいる4階。
ペインターの部室…一応美術部。
「おい。あれが転校生じゃねえか?」
テッペンならではの空気をかもし出してる所、ベースが窓の外を見ながら呟いた。
「遠くからじゃ…よくみえねぇなぁ……」
とコピックが呟いた。
「まじめちゃんかなぁーキャンパス楽しみぃー」
とキャンパスがウキウキとした声ではしゃぎまわる。
この3人はペインターの四天王。あともう1人は、分けあって、少年院に入れられている。秋には出所する予定だ。
「てめぇは黙ってろ。」
とベースが釘を刺す。
「んもう!ベースのいじわるぅ」
とキャンパスが口を尖らせる。
「それに、もう一人いるみたいだなぁ……」
コピックはまた呟くように言ってから、腕を組んで壁によりかかった。
「うーん…キャンパスはやっぱまじめちゃんがいいなっ」
「だからてめぇは黙ってろ!」
ベースはキャンパスのぶりっ子ぶりが、どうも気に入らないらしい。
「おい。」
その一言で、3人は一斉にその方向に向き直り、姿勢を正した。
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