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「おーい!マジで入れてくれって、俺麗香の友達でさ、ここには一応ただではいれるっていわれたんだって!」
「ゴミはほっといてさっさと行きましょう」
友宏は必死に叫ぶが、麗香は残酷にもそれを当たり前のように切り捨てる、
「……あれ?そういえばもう一人いないような」
「あれはもっと必要のないひ…と……?」
友宏が放置されるのは予想通りだったが、もう一人いないことに気づいてわずかだが困惑し始める麗香、
「ああ、あいつだったら俺たちの隙を着いて真っ先に帰ったぞー!」
それより通してくれー!と、友宏の叫びがむなしく響く、
『………』
みんなの沈黙が痛々しいほどに場を支配する、
遊園地の喧騒が聞こえていないではというほど入りづらい空間がそこで形成されている、
そして精一杯溜め込んだエネルギーが、一挙に解放された、
『はあああああああああああああ!?』
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