第十一章~再発~

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◇闘技場◇ 俺が闘技場に着くと闘技台の上にはキールがいた キール「よく来たね、落ちこぼれの使い魔君」 こいつ・・・ キール「早く台の上に来たまえ、前に君にやられた数百倍にして返して上げるよ」 ヤマト「なら俺はリリィに対して落ちこぼれと言った分、数千倍にして帰してやろう、魔力無し君」 キール「魔力無し・・・魔力無しねぇ・・・」 なんだ?急に笑みを浮かべやがって キール「これを見てもそんな事を言えるかな?」 そう言って俺に手の平を向け   サンダーインパクト キール「雷の衝撃」 “魔法が発せられた” ヤマト「なっ!?」 ありえない、魔力は完全に消失させたはずだ 飛んで来る雷を俺は避け キール「やっぱり避けるか、なら----」 今度は左手を向け キール「水龍の咆哮」 水の上級魔法を撃ってきた 水は龍の形を取り、口から勢いよくブレスを放つ       ロー・アイアス ヤマト「っ!!熾天覆う七つの円環!!!」 俺の手から七つの花弁が出現するが ヤマト「っ!!!」 早くも二枚の花弁が散っていた だが、耐えきった しかしどういう事だ? あいつは確か属性は雷だけのはずだ、なのに今は水の魔法を放っている キール「何故・・・・と言う顔をしているね」 考えていると向こうから話し掛けてきた
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