第十一章~再発~

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キール「な、な、な!?」 ヤマト「お前には三つの罪がある・・・」 俺は逆の拳に風の魔力を付加する ヤマト「一つは人間である者を物扱いした事!!!!」 キール「かふっ!?」 俺は風を纏った拳をキールの腹にぶち込む ヤマト「二つ、その人間を殺した事!!!」 キール「へぶっ!!」 次に顔に蹴りを放ち ヤマト「最後は---」 固有結界『無限の憎悪』を展開し右腕に死霊を憑かせる キール「ひっ!!!」 ヤマト「再び罪を犯しながらも罪を犯したという意識がない事だ!!!!!」 キール「っあぁぁぁぁ・・・・・・!!!!!」 俺は最後に肺の辺りを殴る、そして ヤマト「輪廻の輪から出直して来い、クズが」 最期はキールは声を上げず“生きたまま死んで行った” そう、右腕に憑かせていた死霊に魂を喰われたのだ、死霊も喰われた魂もちゃんと輪廻の輪に返るようにはしてあるから来世もある ヤマト「開け」 俺はどこにも繋がっていない。ただ闇が広がる空間にキールの体を放り投げ空間を閉じた ヤマト「あの子も報われるといいけどな」 最期に使わせてもらった死霊はキールが移植した魔蔵の元々の持ち主だったのだ
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