第十四章~戦争と護るべき者~

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ヤマト「っあ!?」 右腕が切り落とされ、残った左腕で男を遠ざける こいつはなんなんだ? 何者なんだ? ?「お前が疑問に思ってる事の答えを教えてやる」 ヤマト「・・・・・」 この間に俺は広域殲滅魔法の準備をする ?「俺は“人間じゃない”んだよ」 ヤマト「なん----だと?」 人間じゃない? じゃあ悪魔か?天使か? なんなんだ、こいつは・・・ ヤマト「っ!!闇の波動!!!」 今は無駄な事を考えるな 周りの敵を殺せ ?「----無駄」 今の魔法で敵軍の大半は消えたが、目の前の男は“傷一つ負ってはいなかった” ヤマト「なんだよ・・・・なんなんだよ!?」 ?「“魔神”さ」 ・・・・なんてこった こりゃ、“魔法が効かない”わけだ 魔神って聞くと有りがちなのは魔王や魔物達の頂点に君臨する者だが こいつは違う こいつは、この世界の“魔法を作った神” 故に『魔神』 でも何故人間の味方をしているんだよ・・・・ 魔神「ふむ、何故人間の味方をしているかと問うか」 魔神は少し考え俯き、顔を上げると 魔神「対価を貰ったらそれ相応の事をするのは当たり前だろ?」
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