第十五章~消失~

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ヤマト「来いよ、俺の命を賭けてでもてめぇを殺してやる」 ---とは言ってもどうすればいい?どうすれば・・・ 魔神「何かを考えている暇なんてあるのか?」 魔神はまた既に俺の背後に回っていて拳を構えている         インパクト ヤマト「うるせぇ!!“衝撃”」 魔力を温存するため属性も付加していない無の中級魔力を放つ 魔神「何度やったら気が済む?無駄だと言っているだろう」 魔神は俺が放った魔法を消し拳を鳩尾に的確に打ち込む ヤマト「かはっ」 そして再び地面を転がる 魔神「今、世界に知られている魔法は俺には効かない、言ってる意味分かる?」 ----今、奴はなんと言った? 魔神「この世界じゃ俺は無敵なんだよ、なんせ魔法を作った本人なんだからな」 ---奴はこう言った “今、世界に知られている魔法は俺には効かない”と ヤマト「は、ははは」 魔神「・・・・どうした?気でも狂ったか?」 やっと----やっと見つけた ヤマト「希望を---見つけた」 魔神「あん?」 俺の体は赤く輝きだす 魔神「・・・・おいおい、マジか?信仰のない神が地上で神力を使うと消滅するぞ?」 ヤマト「----俺は言ったよな、命を賭けてでもてめぇを殺してやるって」 魔神「正気か?」 ヤマト「敵の心配するより自分の心配したらどうだよ?“トラ◯ザム”!!!」 俺の希望は---身近に合ったんだ
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