第十五章~消失~

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ヤマト「ヤマト・シロガネ、目標を駆逐する!!」 俺は即時に魔神の背後に回り込み、創造で創り上げた一本の刀で左腕を切断する 魔神「・・・・驚いた、自分でも使うから分かっていたつもりだったが---神力を使うとスピードががらりと変わるな」 ヤマト「はっ、言ってろ。それにお前が人間に害を成す歪みなら俺はそれを刈り取るまでだ」 魔神「・・・・・」 ヤマト「行くぞ魔神、俺の命が切れ消えるのが先かお前が死ぬのが先か、勝負しようや」 魔神「・・・かかってこい」 そこからは何も話さず、敵を殺す事に集中する ヤマト「・・・・・」 魔神「・・・・・」 お互い腕が一本ないと言う状況だが、明らかに力の差が歴然としている ヤマト「くっ----そ!!!」 魔神「・・・・・」 俺が少しずつ押され始めた 対する魔神は表情に出さずとも焦りが見えて来ている ヤマト「はぁ!!!」 瞬時に左腕に握った刀を破棄し、短剣を創造し神力を纏わせ懐に潜り込み腹を斬るが 魔神「っ!!!」 魔神は後退した だが---- ヤマト「やっと、表情を変えたな」 魔神「-----!!」 そう、魔神は始めて表情を変えたのだ、今も顔が緊張で張り詰めている もう少し、もう少し持てよ 俺の命
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