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「ただいまー。ポーチー!!!お散歩いこっか!!そうかそうか!!そんなに行きたかったのね~!!!」
目の前で無邪気に
尻尾振っているポチに
素早くリードを
つけ頭をなでまわす
もうっ可愛い!!!
「お母さんいってきまーす」
「おかえり、いってらっしゃい」
再び家をでると
毎回同じ散歩コース
ポチとならびながら歩く。
「あっ花の君!」
そう呼びながら
私の近くにくる親友
牧田 小梅(マキタ コウメ)
「…なにその名前で呼んでんの。刺されたいの?婆さん」
「婆さん言うな!良いじゃん花の君!平安時代の姫君みた…ちょっと待ちなよ椿!?」
相手にしてられない。
ポチを引っ張り再び歩く。
だが横には小梅。
「で、なんで一緒にいるの」
「冷たいなー!良いじゃん親友なんだしさ!細かいことは気にするなっ!だよ」
わかち…いや止めよう。
そんな感じで
なぜか2人と1匹で
散歩することになった。
ちなみに小梅とは
幼稚園から一緒で
小梅という
古くさい名前から
婆さんて呼ばれてる。
私は小梅って名前は
可愛らしくて好き。
名前に爺婆もない。
小梅の見た目は
背が高くて男っぽい
運動だけが取り柄な奴
家は私の家と変わらない
小梅のパパと家の父親は同僚
母親同士は
世間話仲間であり
家族共々なかがいい。
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