19人が本棚に入れています
本棚に追加
少し、ナイフの手入れをしてからとしようとすると
背後で物音がしました。
誰にも見られてないと思っていました。
しかし物音の方に行くと、そこには菫ちゃんが居ました。
なんてタイミングなんでしょう。
後ずさる菫ちゃんを追い詰めます。
さあ、もう少しで菫ちゃんを刺せると思った時。
外から探偵さんの声がしました。
菫ちゃんはその声の方に走り出します。
慌てて追いかけました。
途中で転んでしまった菫ちゃんに追いつきました。
さあ、今度こそ、ナイフを振り下ろしました。
ナイフが肉に刺さる感触。
でも刺さっているのは探偵さんの背中でした。
抜かなきゃと思った時、探偵さんが体を捻ってしまったので
ナイフから手を離したしまいました。
さらに足払いまで、それは何とか躱しました。
今度は刑事さんまで、入ってきました。
逃げないと、男性の刑事さんの方は、たぶん敵いそうにありません。
なら女性の刑事さんの方なら、なんとかなるかもしれないと
思いました。
最初のコメントを投稿しよう!