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みぃちゃんは、さすがに呼べない…
「では、雅さん…今日から、私の座る所変わるんでしたよね?
正式に調査員になるからって」
高校、大学と、調査に出ることは、ほぼ無く、
他の調査員さんの資料整理とかばかりでした。
ペットの捕獲だけは、私に回ってくる事が多かったですけど…
「ああ、うんそうだったね、菫ちゃんの座る所は、ここよ」
雅さんは、自分の太ももを叩いてから、両手を広げる。
…えっ?…雅さんの膝の上に座れってことですか?だけど…
「そこは、咲ちゃんの専用席じゃないですか…」
咲ちゃんは、今年3歳になる雅さんの娘さん
動けず、そう言った私の様子を見て笑いながら
「冗談よ、菫ちゃんの席はそこ、で!今日から菫ちゃんも、副代表ね」
雅さんの机の横、真新しい机と椅子が有ったのは、気付いていたけど
私の席だったんだ…それはいいとして…
「私が副代表って?また冗談ですか?」
雅さんは首を横に振り否定する。
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