第5章

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「これは、代表の意向で、私も賛成だから、決定事項です。 他の調査員達にも、通達済みだし、誰も反対しないどころか 満場一致で、即決だったわよ?」 どうやら、本当らしい、決定事項かぁ… 「はぁい、分かりました、よろしくお願いします」 気合十分だった、肩が落ちる 「それでね、菫ちゃんのバディなんだけど…」 この探偵社の方針として、調査は二人組ですることにしている。 報告書のダブルチェックの為もある 報告書の最終チェックは、雅さんか、代表がする事にはなってるけど、 ほぼ、雅さんしかしていない…あっ!私が副代表な理由が分かった気がする。 「…はぁ…やっぱり、まだ来てないわね…今日だって、ちゃんと言ってあったのに………菫ちゃん、お願いできるかしら?」 ため息交じりに、言う雅さん 「………ですよね…分かりました、行ってきます。」 (ぬし)の居ない、代表の机を横目で見ながら、了解する。 仕方ないなぁ…探偵社を一度出る
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