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「…あっ…いや…それは…殺されるから…やめてくれ!」
本気で怯えてる!
「どうでもいいから、早く着替えてよね!」
数分後、くたびれたスーツの洋貴と真新しいスーツの私が並んで歩く。
1分もかからず、探偵社に着く
雅さんは、洋貴を見て、ため息
「おいおい、みぃちゃんよぉ…なんだよ人の顔見て、ため息って」
洋貴は雅さんをからかう時、必ず『雅ちゃん』または『みぃちゃん』と
ちゃん付けして呼ぶ、雅さんが不機嫌になるからだ。
そして『あなたがそう呼ぶな』と反論するまでがセット
だけど、今日は何も言わない。視線を少し横にずらし私を見る。
「…まぁ、いいわ…皆、居るわね?」
と雅さんが言う。
私が洋貴を起こしに行ってる間に、調査員が揃っていたようだ。
「今日から正式に、この探偵社の一員になった、菫ちゃん、私と同じく
調査員と副代表を兼任してもらいます。
まぁ、皆知ってるから、今更だけどね」
私は、皆に向かって頭を下げる。
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