第5章

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「先輩、その前に顔、洗っていって下さいね。 それと…ちゃんと責任取りなさいよ?これ以上、泣かせたら 本気で、絞めるからね?」 何故、そう言われたのか、分からない様子の洋貴だったが 洗面所に向かう。 「あ゛ーーーーーー!!」 洗面所から洋貴の叫びが上がる、 その声で調査員達からドッと笑いが漏れる。 雅さんが私に耳打ちする 「本当に良かったの?あんな、おじさんで?」 私は、たぶん赤面しているだろうけど、とびっきりの笑顔で言う 「洋貴は、私のヒーローですから! 今までも、これからも、ずっと!」
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