19人が本棚に入れています
本棚に追加
最近は諦めかけている。
ふう、少し祝杯が進み過ぎたかな。
時間は…もう、午前4時か…
少し寝るか、いつものベッド、いつもの布団、
いつものように倒れこむ。
瞼を閉じる。
・
・
・
・
……ひろにぃ、お疲れ様……
「おう、美咲じゃねーか…明日から、菫も、ちゃんと社会人だぞ。」
…うん、わかってる…だから…ありがとっ…
「いや、俺は何もしてねーよ。」
…ちゃんと…見守ってくれてた…
「俺には、それぐらいしか出来なかったんだよ。」
…ううん…それで良かったんだよ…
「そうか、まぁバァさんも、そっち逝ってしまったしな」
…お義母さん…ひろにぃには…世話になりっぱなしだったって…
「そんなことはないさ…」
…これからも…菫の事…お願いね…
「任せておけ…って言いたい所だが、さっさと、恋人でも作って
結婚して、家族作ってもらいたいもんだよ。」
…そうね…だから…お願いね…
「まぁ、結婚するまでならな…」
…うん…お願いね…
「・・・・おう・・・」
最初のコメントを投稿しよう!