19人が本棚に入れています
本棚に追加
「……さっ もう一度 寝るか……」
ドアを閉め フラフラになりながら ベッドに 倒れ込み 眠りにつく
今日は もう 何事も ないようにと 願いながら…
_______ _ _______
『事件はいつも突然に起こる…』
夢の中で、そのような言葉が浮かんできた。
しかし、そんな事は テレビドラマや
推理小説に 任せておけば いい
俺は 何事も起きない方が 好きなんだから…
[ドンッ ドンッ ドンッ]
また ドアが壊れるぐらいのノックをされる
俺の部屋のドアに 恨みでも 有るのか?
しかしかなりの時間、寝たようだ
二日酔いの頭も すっきりしている
[ドンッドンッドンッ]
まだ ノックは続く
「ひろきぃ~ 居るんでしょぉ~?」
やっぱり 菫だ……
そんな時間か?寝すぎたようだな…
重たい体を 起こし
ドアの鍵を 開ける
んで 勢い良く 開けられる
[ゴッ!!]
ほらな また ぶつけた…
「…だから 何で 自分で開けた ドアに ぶつかる?」
おでこを さすりながら 菫は言う
「だから 知らないって ドアが 悪いんだよ…」
また ドアかよ…
最初のコメントを投稿しよう!