序章

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あれは 菫が まだ 小学三年の時 1人でいる所に ペット探しの 手伝いを頼んだのが 始まりで いや 菫には ペット探しの才能が有るのか 菫に 頼むと 割りと簡単に 見付かるもので つい 「お前は 俺の助手だ」 って 口走ってしまった すると 菫はニヤニヤしながら 「仕方無いぁ~ 洋貴の助手に なってやるよ」 その時からなんだ それからは 私立探偵(ペット探し)が 無いときでも こうして 俺の部屋に 入り浸っているんだが…… 「ひろきぃ~ 飲み物 無いのぉ~」 勝手に 俺の冷蔵庫を 開ける菫 「……ビールしか入ってないじゃん」 んなこと ないだろ? 食材だって ほら………無い(汗) ・ ・ ・ 食材を 買いに出るか 「菫 俺は 大事な仕事で 出掛けるから 今日は もう 帰れ」 買い出しも 俺には 大切な仕事だ 「…はっ? どうせ 買い物だろ? つき合ってやるよ」 うっ 見抜かれてる(汗) それでも 買い出しに 行かない訳にはいかない この際 勝手についてくる 菫の事は 無視して スーパーに 向かう
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