俺のわがまま

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その後は、がむしゃらに頑張った。 仁と遊んでた時間も仕事にまわして。 デビューするためには売れなくちゃ。 だから、売れてグループに利益があるものは なんだってやった。 裏の仕事でも。 いくら汚くても。 プロデューサーとか偉い人ってのは そっちの趣味があるのか 色んな親父が俺を抱く。 仁に気持ちを伝える事はないから、 いっそう汚れればいい。 そう思った。 病気が分かってもうすぐ二年の時、 チャンスが来た。 仁と一緒にやれる学園ドラマ。 久ぶりのドラマ。 チャンスだ。 これで売れなかったら、もう無理だと思った。
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