宗坂工務店

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サイババ見てぇ 灰みてぇ インド行きてぇ 理由なんかどうでもいい 片田舎の真っ青な空を 見上げながら 風に吹かれては 群からはぐれてゆく雲に 自分を投影している男がいる 人の世になんとも馴染めなず かといって世から隠遁してしまう程の 確たる己を持たず 静寂な時の中に埋もれてしまいそうに なりながら出した答えは インド&サイババであった インドに行けば なんか適当な自分らしさが 見つかるんじゃねw まさに阿呆である インドと呟けば 不思議と失いかけていた活力が 湧いてくるような気がする まっとうな人間なら とっくに学校なり、会社なりに 通勤し昼食を意識し始める時間だろうに この少年? いや青年ヤーは ひと気の無い公園のベンチに寝転がり ぼんやりと腕枕に空を見つめている
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