豹変

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斎藤『張か…随分早いな』   佐之助『このほうき頭、何しに来やがった』   張『相変わらず、ごっつムカつくのぅ…この鳥頭』   佐之助『やろうってのか?、いいぜ!、かかって来いや!』   剣心『さの…止めるでござるよ』   斎藤『この阿呆共が…』   弥彦『ところで、何の用だよ?』   張『おっと、そうやった…斎藤はん、奴等が東京入りしたんですわ』   斎藤『そうか…予測したより早いな』   張『しっかし、何なんですかねぇ…奴等が欲しがっとる武器って?』   剣心『誠殿が持ってる愛剣でござるよ』   誠『これですよ』   張『これは…確か、ダマ…ダマ…ん~…ダマなんちゃら言うのを素材にした刀剣ちゃいます?』   誠『御名答…よくご存知で』   張『今は引退した身やけど…ちょっと前まで刀収集家やってたねん』   誠『へ~…』   張『みず知らずのあんさんに頼むのもなんやけど、その剣触らしてもろうていいかな?』   誠『良いですよ』   誠は張に剣を渡す   張は、舐め回すように剣を見る   誠(この男…危険だな、俺の剣を手にした途端、目付きが変わりやがった)   誠は、張に対して思わぬ行動に出た
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