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誠『十六夜流抜刀術…蛇牙乱!!』
抜刀と同時に金属音が五回響く
男達は、金属音に驚き戸惑っている
誠『おい、おめぇら…何時まで耳塞いで目瞑ってんだ?』
男『あ…れ?、何だよ…只の脅しかよ、殺っちまえ!』
誠『その刀で、どう殺るんだ?』
男『あ?、何言って…━!?』
男達は、刀を見て目を真ん丸くする
男『刃が…刃が無い』
あの五回続いた金属音は、誠の抜刀術による武器破壊音だった
警官(この男…出来る)
?(剣が見えねぇ…抜刀速度は剣心より上か!?)
??(拙者と同じ抜刀術使い…今まで、色々な猛者と刀を交えてきたが、こんな抜刀術は見た事が無いでござる…この男、敵か味方か?…あるいは…)
各々が、内心で考え始める
男『ちっ…ここは一旦引くぞ!』
男達は逃げていく
誠『何してるんです!?、早く捕まえて!、それと負傷した警官の治療を大至急!』
唖然としている警官達に、指示を出す俺
警官『見事な腕前』
誠『有難うございます』
?『なぁ…兄さん、あんた一体何者だい?』
誠『あ~…まだ自己紹介まだでしたね』
剣を鞘におさめ、自己紹介する
誠『俺の名前は、十六夜 誠…『時の旅人』とでも言っておきましょうか』
?『時の旅人ねぇ…』
警官『失礼だが…その変わった剣、その風変わりな風貌と見慣れぬ抜刀術…国外の技術か?』
誠『剣は国外、抜刀術は日本生まれ、風貌は…国外かな?…はは』
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